山梨県都留のネクタイには、日本の粋が詰まっています。
この地一帯は、実は日本のネクタイの生産量日本一!
かつて井原西鶴「八百屋お七」や夏目漱石「虞美人草」など多くの文学作品にも描かれた甲斐織物。
当時の江戸三大呉服店「越後屋」(現三越)、大丸、白木屋(現東急百貨店)も出張買い付けを行っていました。
都留をはじめ山梨県郡内地域は甲斐絹の産地として江戸時代から織物がさかんな地域。
幕府の奢侈(しゃし)禁止令により、武士や町人は指定された素材や染め色の衣服を着ることしかできませんでしたが
江戸っ子は服の裏地に派手な色や柄、上質な絹を使用し、粋を競いました。
細かく上質な都留を中心とする甲斐織物は江戸っ子の粋な気質に好まれ
「京都の織物は郡内の織物に及ばない」と言われたほど。
江戸時代から多くの人たちに愛された甲斐織物。歴史に認められてきた確かな素材。
都留から世界へネクタイで粋を伝えたい。TSURUIKIにはそんな想いが込められています
●TSURUIKIの品質
古来より伝わる甲斐絹の伝統を今に活かすため、織機で「二本引き揃え」という手法を使用しています。
これにより西陣織に勝るとも劣らない高密度な重厚感を感じ、同時に手触りの良さも感じることができるはずです。
また今回のデザインにおいては更に多くの糸を使用し、デザインに込められた想いを、色合いまたは風合いで表現しています。
裏地も含めすべてシルクにより製造されています。
【CHATSUBO】並木 淳
株式会社デジタルデビジョン(山梨日日新聞社・山梨放送グループ) 1969年3月3日生まれ。
JAGDA(公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)会員。
読売広告大賞 協賛社賞 優秀賞、毎日広告デザイン賞 奨励賞、読売広告大賞 協賛社賞、山梨広告賞など受賞。
地場産業のデザインから、地域、大学機関のデザインまで、幅広く関わる。
江戸時代、徳川将軍家御用達の茶を江戸城に運ぶいわゆる「茶壺道中」が、250年に渡って行われ
甲州谷村(現在の都留市)で夏の間、保存と熟成のため茶壺蔵へ格納されたといわれています。
その当時の行列に思いを馳せ、お茶と「ずいずいずっころばし」の歌詞をモチーフにデザインしました。
■事業者情報
事業者名:有限会社リード
連絡先:0554-43-7127
営業時間:8:00-17:00
Metodos de pagos
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