【商品の説明】
ブランド、メーカー:英国製軍用管 1940年代製
型番:NT62A 民生番号はPM24D
サイズ:ナス管
【商品の状態】
使用状況:NOS(New Old Stock)品で、購入後未使用で長期保管していました。
注意事項:1940年代製の大変貴重なNT62A(PM24D)です。
この真空管はPX25のナス管に外見がよく似ておりますが直熱管ですが5極管です。ヒーターは4V、
最大プレート電圧は500Vかけられます。またプレート損失は24W(NET上の情報)でSG損失と合わせると
3結だと25W以上になると思われます。
3結でも良いですが、せっかくの直熱5極管ですので、5極管動作やULでもおもしろいかと思います。
真空管測定器を入手し、測定しました。測定結果はペアと言っていいほど、測定器の試験条件では揃っています。
まったく問題ありません。
元箱NOS品です。
無線と実験誌の2025年春号にPM24Dの3結のデーターが載っています。それを見るとDA30にかなり近似しており
DA30の代替えになるのではないでしょうか。
ご存じのように PX25やDA30のドーム管は多極管(4極管?)の内部3結で、電極間容量を少なくしたタイプです。
このNT62Aは形は旧型のナスですが、3結で新型のDA30の代替えになるのではないでしょうか。
DA30(PX25A)類似ですので、バイアスは大変深いです。それ故、高いドライブ電圧が必要ですが、交流点火でも
ハムの影響は少ないと思います。
夢のDA30(類似)PPに挑戦するにはコスト的にもってこいの球と思われます。
不明点はご質問ください。
(2025年 4月 16日 16時 29分 追加)
DA30とNT62A(PM24D)の3結データー比較です
Vp Ip Vg gm u
DA30 350V 60mA -96V 4.8mS 3.1
NT62A(3結) 350V 60mA -91V 5.7mS 3.3
RL(内部抵抗)はu=で計算しても600Ω前後と所謂王道3極管にちかいです。
ちなみに WE300Bは
350V 60mA -77V 4.5mS 3.7